2010.02.04

英夕刊紙、無料化で読者数が倍に

イギリスの夕刊紙『イヴニング・スタンダード』の読者数が、2009年10月に実施された無料化後に、2倍以上に増えたとのこと。読者数は、137万人となり、有料化以前の4-9月の55万6000人から大幅に増加。

Free London Evening Standard readership soars to 1.37 million
http://www.guardian.co.uk/media/greenslade/2010/feb/03/london-evening-standard-newspapers
The London Evening Standard's readership has leapt to 1.37 million in the last three months of 2009, up from from 556,000 from April to September.

イギリスの新聞の指標の一つに、Readership(読者数)というものがあります。これは、最終的に新聞を何人が読むかを示したもので、一部の新聞を会社やパブで回し読みしたり、地下鉄の中に捨てられた新聞を拾い読みする分も含まれています。

イヴニング・スタンダード紙の場合は、一部の新聞を2.3人が読むという計算で、実際の発行部数(Circulation)は、無料化後で60万部とのこと。ReadershipもCirculationも、日本と同じ名称のABC(Audit Bureau of Circulations)という団体が公表しています。

また、広告の掲載料金も、無料化時に引き上げることに成功したようです。ただ、すでに休刊している無料紙『ロンドン・ライト』と『ロンドン・ペーパー』の広告主は、イヴニング・スタンダードではなく、むしろ朝の無料紙『メトロ』に向かっているそうで、その理由は、メトロの方が若い読者層が多いから、とのこと。


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