2010.07.21

英タイムズのニュース・サイト、課金後の読者数は90%減少か?――ライバル紙が推計

英タイムズ紙は、7月2日より本格的にニュース・サイトへの課金を開始しましたが、これにより、どれくらい読者数が減ったのかについて、ライバルである英ガーディアン紙の記者が、より実態にせまった推計を行っています。

Times loses almost 90% of online readership
http://www.guardian.co.uk/media/2010/jul/20/times-paywall-readership
The Times has lost almost 90% of its online readership compared to February since making registration mandatory in June, calculations by the Guardian show.

やはり英タイムズ紙のニュース・サイト課金が読者数にどのような影響を与えたのかについては、同業者でも非常に気になるようで、英ガーディアン紙の Josh Halliday 記者が必死の推計を行っています。

まず、推計の元になるデータは、インターネット・トラフィックの調査機関 Experian Hitwise が7月17日に発表した数値。

英タイムズのニュース・サイト、課金後の読者は66%減
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/blog/2010/07/66-7458.html

このデータでは、7月2日に本格的な課金を開始して以降の一週間と、それ以前の時期を比べて、「読者数は66%減少した」としています。しかし、課金開始5週前から読者登録を要求するようになってからは、すでに読者数が減っていたことがわかります。

英ガーディアン紙の Josh Halliday 記者は、このデータをベースに、さらに、いろいなデータや証言を加えて、複雑な推計を行っています。これについては、かなり難しいので、気になる方は、記事を参照してください。結論を言えば、課金開始に伴う読者登録などが始まる前に比べて、英タイムズ紙のニュース・サイトの読者数は、「90%減少した」ということになるようです。


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