アイデア

2010.07.20

ブックリベレイター(BookLiberator)――本を簡単にデジタル化できる新商品

本や雑誌をスキャンしてデジタル化することが流行りつつあるようですが、そのためにスキャンする前に本や雑誌を裁断する必要があります。しかし、アメリカで発表された、ブックリベレイター(BookLiberator)という新商品は、本をばらすことなくデジタル化が行えるそうです。

BookLiberator Lets You Make E-Books Cheaply (And Is Definitely Not Intended For Copyright Violation!)
http://blogs.forbes.com/firewall/2010/07/19/bookliberator-lets-you-make-e-books-cheaply-and-is-definitely-not-intended-for-copyright-violation/
Their invention, on display over the weekend at the HOPE hackers conference in New York: the BookLiberator, a simple contraption of poplar wood, screws, plexiglass, and two mounted digital cameras.

20100720bookliberator001

BookLiberatorは、7月16-18日に、米ニュー・ヨークで開催されたHOPEというハッカーのためのイベントで発表されたものです。直角に本を載せる台と、木で作られた箱形の枠にガラスが貼られ、両脇に、2期のデジカメが取り付けられた木枠が一つのセットとなります。

価格は台と木枠のセットが120ドル(1万円)、2基のデジカメが200ドル(1万7000円)の計320ドル(2万8000円)と、本をデジタル化するための機器としては格安です。実際に使っているところは、Youtubeの動画でみることができます。

http://www.youtube.com/watch?v=XNfQb0NZjWY

20100720bookliberator002 まず、直角に開いた台の上に本を開いて載せます。そして、その上に両脇にデジカメが取り付けられた木枠を載せます。

20100720bookliberator004 それぞれのデジカメで本のページを撮影します。

20100720bookliberator003 撮影が終了したら、手で木枠を持ち上げて、手でページをめくります。こうすれば本を裁断することなく、本をデジタル化することができます。撮影できるページ数は、1分間に15ページ以上とのこと。

このブックリベレイター(BookLiberator)を考案したのは、James Vasile と Ian Sullivan で、彼らは、 QuestionCopyright.org という団体に参加して、著作権をもっと自由化すべきという運動を行っています。

QuestionCopyright.org
http://questioncopyright.org/

しかし、少なくとも、このブックリベレイター(BookLiberator)に関しては、いかなる著作権法にも抵触していないとのことです。

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2007.10.23

「嫌いじゃないけど生理的に駄目!」なスパム

スパムメールは、毎日たくさん来ますが、特にフィルターをかけたりはしていません。フィルターをかけて大事なメールがスパム扱いされると困ってしまうからです。そもそも、あまりスパムメール自体は気にならないし、削除すれば済むことです。

とはいうものの、受け取るのが不快なスパムというのが、ときどきありまして、それをカウントダウンしたいと思います。

【5位】承認されました系

「あなたの申請が承認されました」とか、「Your request is approved」とか、タイトルに入っているのは困ります。なぜかというと、私は、イベントなどのプレスパスの申請をすることが多いので、こういうタイトルの場合、その申請が承認されたのか、と一瞬迷ってしまうからです。

【4位】呼びかけ調

「返事が遅くなってごめんなさい」とかいうタイトルの場合、「そんなメールが仕事用のアドレスに来るはず無い」とわかっているのに、「あれ? 誰だっけ」と考えたりする自分がいます。

【3位】実在の組織を騙った詐欺系

過去に2回、私が利用している実在のオークション・サイトとオンライン・バンキングを騙ったスパム・メールが来たことがあります。いずれも、「リンク先で会員のデータ更新をしてください」という内容ものでした。もちろんリンク先のURLは、なんか怪しいものでしたから、無視しましたが、しばらく考えこんでしまいました。

【2位】タイトルに名前やハンドル名の入っているもの

「安藤様」とか、「Hey Mr Ando」とかタイトルに入っているスパムは、なんか馴れ馴れしい感じがして駄目です。すぐに着信拒否。ハンドル名が入っているものも、駄目です。

【1位】日本語の文字化け

タイトルや差出人が文字化けしているのは、生理的に駄目です。特に漢字の文字化けは、耐えられません。見た瞬間に、着信拒否設定を行います。

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2007.10.09

日付は上の方に入れて欲しい、年も忘れずに

インターネットで調べ物をする時に、いつもなんとかならないかな、と思うことがあります。それは、ニュース記事やブログのエントリーに、日付をきちんと入れて欲しい、ということです。

たとえばグーグルなどで検索して上位に来た記事やエントリーを開いたとき、私はまず、その文章が、いつ書かれたものであるか(厳密に言えばいつ掲載されたものか)を確認してから、読み始めます。

しかし、その時、日付がどこにあるのかが、わかりにくい記事が多いのです。たとえば日付が、下の方にあると、記事をスクロールしなければ、わかりません。ブログでも、下の方に日付が入る仕様のものが、かなりあります。

また、ニュース記事でも、「●月●日」とは記載されているものの、「●年」が無いために、いつの時点の情報をもとに書かれた記事なのかがわからず、記事の周囲をいろいろと見たり、あるいは、リンク先の記事をたどらなければならないこともあります。URLから、掲載された年を推測しようとすることもあります。

インターネットが普及して何年もたち、サイバースペースに蓄積された情報は増えているのですが、掲載された日時が不明のために、意味をなさない情報や意見が多いように思います。

日付は、上の方に。ちゃんと「年」も入れて欲しい。その点では、オルタナティブ・ブログは使いやすいといえます。また、有名なブロガーの方々は、こういう点にも配慮をされているように感じます。

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2007.01.29

セルフトラックバック再考

少し前のことですが、吉川さんが「セルフトラックバック」について、私が昔書いたエントリーなどを紹介しつつ考察されていました。私のエントリーにもトラックバックをくださったのですが、ネタふりしていただいたのに、長らくほったらかしにしてしまいまして、申し訳ありません。ごめんなさい。

ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦
「ブログの濁流に埋没するナレッジを再利用したい(2)」
http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2006/11/post_eee2.html

安藤怜のロンドン灯「セルフ・トラックバック」
http://blogs.itmedia.co.jp/london/2005/12/__67a8.html

それで、「セルフトラックバック」なのですが、ブログはしばしば「簡易日記」というような紹介のされ方をすることがあるのですが、この日記形式であることに対する窮屈さ、使い勝手の悪さを解消できないか、ということから「セルフトラックバック」というものを思いついたのです。

たとえば、仕事で文章を書く場合には、必ずしも今日起きたことは今日書いて、明日起きたことは明日書く、わけでは無いですよね。今日起きたことを今日書いたとしても、明日には昨日起きたことを書くかもしれませんよね。

マニュアルや伝達事項を書く際でも、読み手が時間軸上で最初に読むべきところから書くよりも、重要なところを先に書いて伝えてしまう、ということは往々にしてあるわけです。そして、日記形式ですと、書いた順番、アップした順番に配置されてしまうのですが、後から、この部分とこの部分を入れ替えたい、と思っても、それがなかなかうまく行かないことも多いわけです。

この「書いた順番と読まれるべき順番の齟齬」を解消するために、セルフトラックバックというのを思いついたわけです。いま私は、ソニーエリクソンについての連載をしているのですが、思いついたことから順番に書いているので、時間が前後することも出てくるかもしれません。ですから、読むべきエントリーの順番を入れ替えたりするためにセルフトラックバックを使うかもしれません。

吉川さんのブログのテーマである「情報共有」という観点からすると、ブログの日記形式=時間軸によるエントリーの配置というのは、ブログの持つ可能性を、少し制限してしまっているのではないかと思います。「セルフトラックバック」よりも、もっと有効なエントリーの再配列機能が備わるとよいのですが・・・。

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2006.12.28

勝手にノベルティ ブログ『英オレンジの歩くおもちゃ』

London_102イギリスの携帯電話キャリア、オレンジがTVCM用に作った歩くおもちゃが、とても好評だったことから、10万体製作し、ショップで配布しました。チャリティとして、1ポンド以上の寄付を行うともらえるのですが、10万体は、あっという間に、配布されてしまったそうです。

http://shop.orange.co.uk//flash/snow/banner_LMen_v4.swf



London_103_1

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2006.10.23

コピーライト・トラップ

科学誌『NewScientist』を読んでいたら、"コピーライト・トラップ"について書かれた面白いコラムを見つけました。

The word: Copyright trap
http://www.newscientist.com/channel/opinion/mg19225741.800-the-word-copyright-trap.html

まず冒頭で、"Steinlaus"について紹介しています。

THE Steinlaus - "stone louse" in English - is a rodent-like mite.
According to the German medical dictionary Pschyrembel...

”「シュタインラウス」とは、-英語で"石ジラミ"の意- ネズミのようなシラミのことである。ドイツの医学事典Pschyrembelによると・・・”

と続くのですが、この"Steinlaus"なるものは、実際には存在しない架空の生物なのだそうです。

辞書などに、こうした架空の項目を入れておくと、他社が著作権侵害した場合には、明白な証拠としてあげることが可能となります。"Steinlaus"のケースは、単なるジョークだったようですが、New Oxford America Dictionaryでは、意図的に"esquivalience"なる造語が混入されたそうです。

このほか、メーリング・リストを盗まれた場合の証拠として、架空の人名、たとえば"Jakob Maria Mierscheid"を入れておく例や、1930年代のアメリカの地図に登場した"Agloe"なる地名についても紹介されています(どちらもGoogleなんかで調べてみると面白いですよ)。

また、このコラムの落ちがなかなか利いていて、それは、「もしこのコラムをコピーしようとしてるのなら、やめたほうがいいですよ。我々のコピーライト・トラップにひっかかるかもしれないから・・・」というものでした。

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2006.07.17

生タマゴを2台の携帯電話で加熱する方法・・・?

2台の携帯電話を使って、生タマゴを料理する方法が、イギリスのとあるウェブサイトに掲載されました。

Weekend Eating: Mobile Cooking

http://www.wymsey.co.uk/wymchron/cooking.htm

このサイトによると、まずラジオをつけ、そして、台に載せた生タマゴを挟むように、2つの携帯電話を置き、1つの携帯電話から、もう1つの方に電話をかけて、通話状態のまま、しばらく置くと、携帯電話の音波により生タマゴが加熱されて調理できるそうです・・・。

というか、この http://www.wymsey.co.uk/ というサイトは、架空の村 "Wymsey"の出来事をつづる、イギリスの有名なジョーク・サイトで、もちろん、このタマゴの調理法もジョークの1つだったのですが、どういうわけか、これを信じてしまった人がたくさんいたようです。

そして、ブログなどで相次いで紹介され、とうとう「同じ方法でタマゴの調理に成功した」(?)という2人のロシア人ジャーナリストも現れたのだそうです(笑)。

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2006.06.02

私を通り過ぎていったパスワードたち(6)

最後に、その他にプライベートで使っているものでは、まずサッカー・クラブのサイトにアクセスするためのIDとパスワードがあります。イギリスのクラブで、稲本や中田、中村など、日本代表選手がプレーするようになると、試合日程やクラブのニュースをチェックするようになります。

最近はイギリスのサッカー・クラブも、ウェブサイトで試合のレポートなどを読むことができるのですが、そのためにメンバー登録をして、IDとパスワードを取得しなければなりません。これが、いつの間にか、なんやかんやと増えてしまい、いま5つのサイトに登録しています。

さらに、イギリスの新聞社が開設しているサイトで、無料で記事を読むために、以前はIDとパスワードが必要でした。そのため、かなり昔に取得したアカウントがあるのですか、最近は、要求されなくなりました。その後、記事公開後は無料で公開、一定期間を過ぎたら、有料とするサイトが増えましたね。こういう新聞社のサイトのアカウントが5つ。もう解約したいのですが、仕方がよくわかりません・・・。

近所の図書館では、パソコンが数台設置され、そこからインターネットにアクセスできます。そのためのIDとパスワードもあります。これも、面倒くさいので、会員証の裏にサインペンで書いてあります。「図書館にパソコン」というと、IT化が進んでいるという印象を持つかもしれませんが、実態は、その逆で、家にパソコンの無い人が多いためにインターネット・カフェがわりに使用しているため、図書館のパソコン・コーナーには、いつも順番待ちの人が列を作っています。こうした図書館の会員証も3つ持っています。

このほかにもメール・マガジン、レンタル・ビデオ屋、ソフト・メーカーなどのアカウントを13ほど持っています。そんなわけで、これまでのを、すべてまとめると

■アカウント数:ID数:パスワード数=73:85:90

まだ、把握できていないのもあるかもしれませんが、とりあえずこんな結果となりました。これって多いのかなぁ、少ないのかなぁ? 異なるIDで、同じパスワードを使っていることも多いので、覚えているパスワード数自体は、もっと少ないのですけどね・・・。あと、個人的な要望としては、解約の手続きが簡単な方が良いですよね。

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2006.05.31

私を通り過ぎていったパスワードたち(5)

仕事関連のものというと、私の場合は、企業のプレス向けのサイトにアクセスする際に、IDとパスワードが必要になることがあります。こうしたものが、ざっと数えただけですが20ほどあります。昔、登録して、そのまま忘れてしまったものもあるかもしれません。

こういうケースで使いやすいサイトは、<1>IDが登録したメール・アドレス、<2>パスワードは自分で設定でき、<3>使用する文字などの制約がない、そして、<4>パスワードを忘れた場合は、すぐに登録したメール・アドレスに送信してくれるものです。この4つの条件から外れるほど、使いにくく感じ、アクセスするのが億劫になってきます。

一番やっかいなのは、IDもパスワードも、企業側が指定してくるものです。ある企業では、メールでニュース・リリースのタイトルとURLを送信してくるのですが、全文を読もうとすると、登録時に企業側が指定したIDとパスワードを要求するため、それをいちいち思い出すのに苦労します。

また、別の企業では、以前は、サイトにアクセスする際にIDとパスワードを要求していたのですが、いつのまにか何もしなくてもアクセスできるようになってしまいました。企業の側も、余計な管理は不要と判断したのかもしれませんね。

ここまでのまとめ

■アカウント数:ID数:パスワード数=47:59:64

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2006.05.29

私を通り過ぎていったパスワードたち(4)

旅行関連でいうと飛行機のマイレージ・サービスがあります。なんやかんやで、4つの航空会社のものに加入していて、それぞれウェブサイトで、マイル数を確認できます。これに関しては、覚えるのも、どこかにメモしておくのも面倒くさいので、マイレージ・カードの裏にサインペンでパスワードを書いてあります。もちろん、自分だけがわかるように、少し数字や文字を変えてありますが・・・。

ここまでのまとめ
■アカウント数:ID数:パスワード数=18:20:23

続いて、信用やプライバシーに関わるものとしては、ISPのアカウント、メール・アドレス、ブログなどがあります。いま多くのISPが、1つのアカウントで、複数のメール・アドレスや、ブログのアカウントを提供しています。私が持っているのは、ISPのアカウントが2つ。これに付随するメール・アドレスが11、ブログが2つ。さらにフリーのメール・アドレスが3つ、このうち1つはブログにも対応していています。これらを足すと、アカウント数:ID数:パスワード数は、5:17:17となります。まとめると、

■アカウント数:ID数:パスワード数=23:37:40

このほかにもプライベートで日記サイトを2つ開設していて、これはパスワードのみ。さらにオルタナティブ・ブログ、MIXIのIDとパスワードを加えると、

■アカウント数:ID数:パスワード数=27:39:44

いったん取得したメール・アドレスで、しかもIDが気に入っているものって、いまは使っていなくても、いつか使うだろうという気になって、無料である限りは、ずっと持ち続けてしまいます。ある種の既得権益と言えるかもしれません。

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2006.05.26

私を通り過ぎていったパスワードたち(3)

前回のエントリーを書いている途中で思い出したのですが、あえて書かなかったことがあります。それは、ある銀行のカードの暗唱番号に自分の生年月日を使用していたこと。昨日、あわててカードの再発行を依頼しました。ここまでをまとめると

■口座数:ID数:パスワード数=5:7:10

オンライン・バンキングでは、IDが口座番号と一緒だったり、違っていたり、また、パスワードが複数になることもあり、口座数よりも、IDやパスワードの数が増えています。

さて、銀行口座などに次いで、お金が関わるものは、オンライン・ショッピングがあげられます。私は、ネット・オークションで取引をしたことは、ほとんどありません。そのため、唯一持っていたネット・オークションの口座も、今回解約しました。

私の行うオンライン・ショッピングは、ほとんどが書籍と旅行関連です。書籍は、amazonの「.com」、「.co.uk」、「.co.jp」とbk1の会員となっています。日本から海外に発送してもらうことを考えると、配達方法に選択肢の多いbk1の方が便利だと思います。

書籍の購入は、それほど大きい金額にはならないので、今までは、あまり気にしていなかったのですが、amazonもbk1もメール・アドレスをIDとして、パスワードを入れるだけでログインできます。そして、ログインするとクレジット・カードのデータが表示され、カードの裏面にある3ケタのセキュリティ・コードを入力しなくても、そのまま購入できてしまいます。ちょっと心配になってきたので、メール・アドレスを、あまり使っていないものに替え、パスワードも、より複雑なものにしました。

旅行関連では、lastminuteなど5つのサイトに登録しています。クレジット・カードのデータが記録されているサイトは、パスワードをより複雑なものにして、そうでないのは、いままで通りにしておきました。

ここまでのまとめ
■アカウント(口座)数:ID数:パスワード数=14:16:19

すでに、覚え切れなくなっています。たまにしか使わないサイトで、買い物をするたびにIDとパスワードを思い出さなければならない、というのは、かなり面倒くさく感じるものです。提供される商品や価格に大きな違いがなければ、同じジャンルのサイトに複数登録する可能性は低くなります。ユーザー登録しなくても購入できて、なおかつ登録すると何かメリットがある、というようなサイトが、ユーザーから見て使いやすいと言えます。

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2006.05.24

私を通り過ぎていったパスワードたち(2)

パスワードの整理ということで、まずは、お金に関わるものとして、銀行のカードやクレジット・カードについてです。

私は、日本の銀行のカード3枚、日本で発行されたクレジット・カード、そしてイギリスの銀行のカードの計5枚のカードを使用しています。イギリスの銀行のカードは、デビット・カードの機能がついているため、スーパーなどでの買い物にも使用できます。

これらの暗証番号は、自分で決めたものと銀行が指定したものがあって、いずれも異なるのですが、5つしかないので、すべて暗記しています。

2年ほど前に、イギリスでは、屋外にあるATMに小型のカメラを仕掛けて暗証番号を盗み読みする事件が多発したことから、今では、暗証番号を押す指を、もう一方の手や財布などで隠しながら押す人が多いですね。これは、スーパーなどでカードを使って買い物をする際も同様です。

またオンライン・バンキングでは、口座番号と通常の暗証番号のほかに、オンライン用のパスワードも覚えなくてはならないのですが、これも暗記するほかありません。まぁ、使用頻度が高いので、なんとなく覚えてしまうのですが・・・。

ところで、一時期、「スパイウェアによって、パスワードが盗まれる」と騒がれたことがあったかと思うのですが、あれは実際にどれくらいの被害があったのか気になるところです。

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2006.05.22

私を通り過ぎていったパスワードたち

インターネットで何でもできるようになって便利だと感じる一方で、わずらわしく感じることは、IDやパスワードがどんどん増えてくることです。

たとえば、ちょっとイギリスのサッカーの試合の日程を調べたいだけなのに、いちいちユーザー登録をして、IDやパスワードを取得しなければならない、ということも多く、だんだん管理しなければならないIDやパスワードの数が増えています。

インターネットが普及し始めた頃は、「パスワードは、定期的に変えるように」などとアドバイスされたこともあったと思うのですが、最近は、パスワードを記憶させるのを薦めているサイトも増えています。あれはどういうことなんでしょうね? 「誰もアンタのサイトなんか興味ないから」と言われているような気もします。

まぁ、オート・コンプリートでパスワードを記憶させてしまえば良いのかもしれませんが、私は、時々OSの再インストールをするため、しばらく使っていなかったサイトのパスワードをどこかに記録しておく、必要があります。しかし、数が増えるにつれて、いちいちメモを作るのがわずらわしくなってくるし、数カ月前のメモを探すのも面倒臭かったりして。

そんなわけで、自分のIDやパスワードを、管理しやすいようにまとめることにしました。まずは、以下のように大きく4つに整理してみます。

<1>お金に関わるもの:オンライン・バンキング、オンライン・ショッピングなど

<2>信用やプライバシーに関わるもの:メール・アドレス、ブログなど

<3>その他仕事関連

<4>その他私用関連

そんなわけで、しばらくこの話題を続けたいと思います。

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2006.05.05

MISSING(行方不明)

London_034_1 ロンドンの、とある大学のキャンパスを歩いていたら、MISSING(行方不明)という貼り紙が目に入ってきました。18歳のエミリーという女性が、行方不明になったそうです。

その貼り紙によると、「最後に目撃されたのは、2週間前、キャンパスにある駐車場で、アメリカ製の自動車に乗り込むところであった。ドライバーの様子は、ウィンドウが濃いスモークになっていたために不明」とのこと。

こんな事件が、ロンドンの中心部であったのかぁ、と思いながら読み進めると、「行方不明になる数日前から、彼女は、"Brick"について狂ったように語り、その役を演じていたという証言もある」。

・・・? 

さらに、「もし何か情報を持っていたら、http://www.brickthemovie.co.uk/emily にアクセスしてください」。

・・・"Brick"というサスペンス映画の宣伝でした。

http://www.brickthemovie.co.uk/

だまされて、とても悔しかったので、みなさんにも悔しさをお裾分けします。これって、映画会社の思うつぼですな。

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2006.03.13

ちまたで数独がはやるわけ・・・知のパラダイムシフト

"SU DOKU"(数独=すうどく)というパズルが、昨年くらいからイギリスで、すごいブームとなっています。このニュースは、すでに日本でも紹介されているようですし、日本でも、SU DOKUを掲載する雑誌なども増えていますよね。

London_019 ルールは簡単で、縦の9列と横の9行、それから9つの正方形の中に、1から9までの数字を1つずつ当てはめていくというものです。左の写真は、CeBitで発表されたUltra-Moble PCにプリ・インストールされている数独ソフトの画面です。黒い数字は、あらかじめ書かれているもので、青い数字は解答者が入力したものです。

イギリス人は、もともとクロスワード・パズルが大好きで、新聞には、毎日かならず、クロスワード・パズルが掲載されています。そして、SU DOKUも、そのクロスワード・パズルと同じように新聞に掲載されるようになり、ブームとなりました。 新聞とペンを持って、あれこれ考えるというスタイルが、クロスワード・パズルとよく似ていて、クロスワード・パズル好きのイギリス人の心をがっちりつかんだと言えます。

でまぁ、この話は、これで終わりなのですが、あえて、「なぜSU DOKUが流行ったのか」について、さらに深く考えてみます。

そもそもクロスワード・パズルというのは、単語を知っている数が多ければ多いほど容易に解くことができる、という性質のパズルです。つまり、知識の量が多い=パズルが解ける=頭が良い、ということを意味していたわけです。 ところが、インターネットの普及により、知識や情報は、比較的容易に手に入れることができるようになりました。つまり、誰でも、豊富な知識を手にすることができるようになり、そのことが頭が良いことを意味しなくなってしまったわけです。そのような状況において、新たに、頭が良いことを象徴するものが求められ、それが数学的なパズルであるSU DOKUであった、ということができます。

日本でも、SU DOKUが流行るかどうかはわかりませんが、これからは、知識の量を競うものよりも、数学的な思考力を試すパズルやゲームが人気を集めるのではないのでしょうか。

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2006.02.27

ちょっと面白いサイト

わざわざエントリーを書くほどではないけれども・・・、でも、ちょっと面白いサイト、というのを、いくつかまとめて紹介します。

1つ目は、"DeadBodyGuy.com"  http://www.deadbodyguy.com/

これは、アメリカに住むChuck Lambさんが、ハリウッド映画に出演するにはどうしたらよいかと考えた結果、「死体役ならできるだろう」ということで、それをアピールするために作ったサイトです。

2つ目は、雲の美しさを観賞するサイト。

http://www.cloudappreciationsociety.org/

3つ目は、偏見地図(The Prejudice Map)。

これは、"The British are known for *"といった文章で、グーグルで検索した結果をもとに、それぞれの国民性が、どのように述べられているかを示したものです。

http://blog.outer-court.com/archive/2006-01-11-n83.html

の地図の部分をクリックすると、大きい地図にジャンプするはずなのですが・・・。

いずれも、こちらの新聞などで紹介されたものです。また、何か面白いものを見つけましたら紹介します。

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2006.01.19

ミリオンダラー・ホームページふたたび

ミリオンダラー・ホームページ(www.milliondollarhomepage.com)は、ウェブサイトを広告用のスペースとして販売するために作られました。

こんな誰でも思いつきそうなアイデアが、成功した理由を考えてみますと

<1>ミリオンダラー・ホームページというネーミングのうまさ。

<2>1ピクセル1ドルで販売する、つまり100万ピクセル売り切ると100万ドルになる、というアイデアの面白さ。

<3>オールド・メディアや大企業により認知されたこと。(英タイムズ紙が、取り上げて以降、急速に認知度が高まったそうです)

などがあげられますが、どれも決め手にかけている気もします。なんというか、かなり運が良かった、と言えなくもありません。

ただ、このサイトを考案したアレックス・テューさんは、8歳の頃に、自分の描いた漫画をコピーして売っていたそうで、「根っからのアントレプレナーだ」と自負しているそうです。

だから、そういう方面での強運の持ち主なのかもしれませんね。

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2006.01.17

ミリオンダラー・ホームページ

イギリスの大学生が始めた"ミリオンダラー・ホームページ"の広告スペースが、先週完売したそうです。

このミリオンダラー・ホームページ(www.milliondollarhomepage.com)というのは、100万ピクセルの広告スペースを1ピクセル1ドルで販売するというウェブサイト。購入できるのは100ピクセル(100ドル)からで、買い取ったスペースには、広告を掲載したり、リンクを貼るなど自由に使えます。

すでに、いろいろなところで紹介されているので、ご存じの方も多いと思います。たとえば、CNNジャパンでは、次のように報じられています。

ピクセル単位のウェブ広告板、英学生が大もうけ http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200601040015.html

そして、英タイムズ紙によると、先週eBayでオークションにかけられた最後の1000ピクセルは、実に14万0300ドルもの値がついたそうです。

学費を稼ぐために、このサイトのプランを思いついたアレックス・テュー(Alex Tew)さんは、数カ月で50万ポンド(1億円)の利益をあげたそうで、とりあえず、もう1年大学にいくことに決めたそうです。

ところで、このミリオンダラー・ホームページの成功は、一回限りの希少性によってもたらされものだと思います。だから、そのコンセプトをビジネス・モデルとして敷衍しても、しょせんは二番煎じに過ぎず、一山あてるのは難しいんじゃないかとも思います。

[参考] Student had right answer to million-dollar question http://www.timesonline.co.uk/article/0,,3561-1981213,00.html

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2005.12.01

セルフ・トラックバック

ブログの使い方としては、少し邪道かなぁ、と思いつつも、これはこれで、「あり」なのではないか、というのを試して見ることにしました。

それは、「セルフ・トラックバック」。つまり、自分のブログのエントリーに、トラックバックをつけることです。

私は、これまでに、イギリスの映画をいくつか紹介してきましたが、それぞれ、

『The Full Monty』:イギリスの英語-2-

『Billy Elliot』:イギリスの英語-3-

『East Is East』:移民について-イギリス篇2-

『BEST』:5人目のビートルズ

というように違うタイトルの中に含まれています。読者の中には、映画の紹介だけを続けて読みたい方もいるでしょうから、『The Full Monty』の紹介を読んだ後、そのトラックバックをたどると、映画を紹介しているエントリーだけを続けて読めるようにしたわけです。

いずれは、私のブログのエントリーを、相互にトラックバックをつけることで有機的に結びつけていくことも考えています。

ブログは、ウェブ日記の延長のように発達してきたという部分があるのですが、最近になって私のブログに出くわした方に、あえて日付順に読むことを強制する必要もないと思うわけです。 日付やカテゴリーやタイトルにとらわれずに、ふらふらとさまようような感じの読み方ができるようなブログにしたいなぁと、思うわけです。

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