書籍

2010.07.02

『もしドラ』を英エコノミスト誌が紹介

日本で100万部を超えるベストセラーとなった『もしドラ』こと『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が、英エコノミスト誌で紹介されました。

記事の冒頭では、眼鏡メーカーZOFFの社長が、部下に『もしドラ』を勧めるところから始まります。部下の一人である女性のセールス・マネージャーが、『もしドラ』を読み、ドラッカーのファンになったそうです。

[参考] Zoff http://www.zoff.co.jp/

出版元(ダイヤモンド社)によると、100万部に達した『もしドラ』の表紙は男性サラリーマンを狙った物だそうですが、読者の半数は女性だったそうです。また、『もしドラ』効果で、ドラッカーの『マネジメント - 基本と原則』(1973年)は、半年で30万部を売ったそうですが、過去26年間に売れた部数の3倍を半年で売ったことになるそうです。

Drucker in the dug-out
http://www.economist.com/node/16481583
Women remain an underused asset: only 61% of them work, their average income is less than half that of men and they occupy barely 1% of boardroom seats. If Drucker, with the help of a headstrong teenager, can posthumously change that, it would be his greatest gift to Japan.

記事は、日本では61%の女性しか働いておらず、平均給料は男性の半分以下で、女性役員は1%しかいない日本において、これをドラッカーが変えることができたら、日本にとって大きな贈り物になるだろう、と結んでいます。

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2007.10.20

「レコーディング・ダイエット」についてのあれこれ

岡田斗司夫さんのダイエット本を参考にしたら、やせました。本当です。いちばん太っていた時期につくったジーパンのウエストに、いまや握り拳がひとつ入るほどです。

でも、私は、岡田さんの提唱する「レコーディング・ダイエット」なるものは実践していません。食べたもののカロリー計算も、それを記録することもしていません。では、なぜやせたんでしょうか?

岡田さんの『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)の157-159ページには、次のように書かれています。

「この時期に、私が併用しはじめたもうひとつのダイエット方法が、『ミネラル豆乳ダイエット』だ」(p157)

「私の場合は、たまたまグッドタイミングで出会った赤星たみこさんの書いた『ミネラル豆乳ダイエット』(小学館)という本をそのまま活用した」(p158)

「(ミネラル豆乳ダイエットは)TVなどで何度も紹介され、効果も確認されているので、是非試してみて欲しい」(p159)

この赤星たみこさんの「ミネラル豆乳ダイエット」については、ウェブサイトもあります。

http://www.akaboshi.com/tousai-kanbi/index.html
http://www.akaboshi.com/diet/index.html

この「ミネラル豆乳ダイエット」とは、どういうものかというと、人間は、ミネラルやビタミンが不足すると、おなかが空いたように感じるので、それらを野菜ジュースと豆乳で補おう、というダイエット法です。野菜ジュースは、自分で作っても良いし、市販されている物でもかまわない。豆乳も、無調整でも、味のついているものでもかまわない、というかなり緩いダイエット法です。

私は、ずっと昔から、「食べても食べても、おなかが空くのはなぜだろう」と思っていたのですが、ミネラル・ビタミン不足の状態が空腹感をもたらし、これが「バカ食い」、つまりカロリー過多をもたらしていたことがわかり、ようやく合点がいきました。

で、最近は朝起きたら、まず市販の野菜ジュースと豆乳を飲むようにしたら、昼食、夕食、間食における「バカ食い」への欲求が次第におさまり、無理なくやせてきた、というわけです。

「レコーディング・ダイエット」とは、ダイエットへの動機付けについては有効なんでしょうが、肝は、「ミネラル豆乳ダイエット」にあるのではないかと思います。

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2006.01.13

『スズメバチを食べるのは?』を買ったのは?

前回、イギリスのアマゾンで、"Does Anything Eat Wasps?: And 101 Other Questions"(スズメバチを食べるのは? ほか101の質問)がベストセラーになっているという話題を書きました。

ただ、私は、散歩がてら、週に何回も本屋をのぞくのですが、最近になってタイムズ紙の記事を読むまでは、この本の存在を知りませんでした。

それで、先日所用でロンドンの中心部に行った際に、ピカデリー・サーカスにあるWaterstone(ウォーターストーン)という大きな書店をのぞいてみました。まず1階のベストセラーを平積みにしてあるコーナーを見たのですが、この本は見あたりませんでした。

そこで4階の科学関連の書籍を売っているフロアに行ってみました。さすがに、このフロアには置かれていたのですが、レジ脇の目立つところにはなく、奥の方に少し平積みにされていただけです。

発売2カ月で35万部といえば、かなりの売れ行きだと思うのですが、私が最近まで気がつかなかったように、書店では、この本は目立つところには置かれていませんでした。

科学の入門的解説書であり、かつアマゾンで売れているということから推測すると、この本は、普段あまり本屋には行かないけれども、インターネットには日常的に接している層に売れていると言えそうです。要するに「インターネットで静かなブーム」なわけです。

アメリカでの発売は4月頃となるようですが、イギリスと同じようにベストセラーになるのか、それともならないのか、ちよっと関心があります。

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2006.01.11

アマゾンのベストセラー

イギリスのアマゾン(http://www.amazon.co.uk/)で、ベストセラーになり、メディアの話題を集めている本があります。

その本のタイトルは、"Does Anything Eat Wasps?: And 101 Other Questions"(スズメバチを食べるのは? ほか101の質問)。

この本は、科学誌ニュー・サイエンティストの"Last Word"というコラムに寄せられた質問と、それに対する専門家の回答をまとめたものなのですが、どういうわけかイギリスのアマゾンで、ベストセラーになってしまいました。

英タイムズ紙によると、昨年11月に出版された時は、初版わずか2500部だったのが、クリスマスにかけて9回増刷がかかり、いまや36万部を超えたそうです。

このコラムに寄せられる質問は、専門的なものではなく、むしろ日常生活で感じる「なぜ?」に関するものが多く、それに対して専門家がまじめに答えているため、科学の入門書としても楽しめます。

英タイムズ紙に、質問と回答がいくつか掲載されていたので、ここでは、質問を4つ紹介します。

・スズメバチを食べるのは?

・ビールには色がついているのに、その泡が白いのはなぜ?

・どれくらい太れば、おなかの脂肪が防弾効果を持つようになりますか?

・水に浮かんでいる大きな船、たとえばクィーン・エリザベス2世号を、指一本で動かすことはできますか?

この本は、日本のアマゾンからでも購入できるようです。

さて回答はこちら↓です。タイムズ紙のオンライン版は、日本からでも読めますかね?

[参考]

Wasp, anyone?

http://www.timesonline.co.uk/article/0,,7-1962374,00.html

If I push the QE2 from the quay, will it move?

http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2-1963963,00.html

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