ネットワーキング

2011.05.13

フェイスブックが、グーグルをおとしめるために広告代理店を使おうとしたとの指摘

フェイスブックが、グーグルをおとしめるために広告代理店を使おうとしたという指摘が、ブロガーによってなされました。

Facebook Exposed, Hires PR Firm To Smear Google - ITProPortal
http://www.itproportal.com/2011/05/12/facebook-exposed-hires-pr-firm-to-smear-google/
According to new reports, social media juggernaut Facebook has admitted of having hired a PR Firm in order to malign Google by spreading negative publicity about its privacy features.
The matter came into the public domain after one blogger published the emails exchanged between him and a PR Firm on the issue.

指摘をしたのは、インターネット・セキュリティを専門とするChristopher Soghoian というブロガー。同氏は、Burson-Marsteller という広告代理店から、「グーグルのセキュリティに関する考察を書いてくれれば、ワシントン・ポストやハフィントン・ポストなどの著名な媒体に掲載を約束する」という依頼を受けました。

「一般の人は、グーグルが勝手に他人のプライバシーを、公開していることに気がつくべきだ」とも主張しています。同氏は、この申し出を拒否しましたが、この依頼の内容が明るみに出たことから、主要紙も報道、ちょっとした騒ぎになっています。

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2007.10.24

結局ホリエモンは正しかったのだなぁ・・・・・・

「放送+インターネットでもっと楽しく」というのは、堀江貴文氏が2005年1月にニッポン放送買収をしかけた時に示したビジョンだったわけですが……。

あれに対しては、日本中が「それだけかよ!」って突っ込みを入れたと記憶しています。しかし、あれから2年半たってみて、ああ、ホリエンモンは正しかったんだなぁとしみじみ思います。まぁ、「もっと楽しく」ではなくて、「放送+インターネットでちょっと楽しく」の方が適切かもしれませんが……。

ブロードバンドが普及した結果、テレビの前のお茶の間の感覚がネットの世界に持ち込まれました。検索ワードランキングの上位を見ても、ニュースサイトのアクセスランキングの上位を見ても、テレビでやっているネタや話題がずらっと並んでいます。雑誌や書籍も、テレビかインターネットを見て企画をたてたものが増えているように感じます(インド数学とか)。

その結果、テレビとインターネットの間で情報が行ったり来たりするだけで、「テレビで話題」か「インターネットで話題」にならない情報は、ネットをさまようだけ……。

前々回のエントリーで触れたのですが、「森博嗣の小説『スカイクロラ』が、押井守監督によってアニメ映画化」という情報は、それなりに関心のある人のところに、それなりのスピードでしか届かないという現実。これって、インターネットやパソコン通信が無かった時代に、アニメ誌、映画誌、小説誌なんかをマメにチェックしたり、ファン同士が連絡を取り合うことで情報を交換していたのと、あんまり変わらないんじゃないかと思います。

もちろん、まだまだ技術革新によってインターネットと放送の融合は進むだろうし、新しいビジネスモデルも出てくるし、お金の流れというのも変わってくるとは思いますが、現象面での変化は、ほとんど見えてしまったと思います……。

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2007.10.22

メモ:「情報伝達にとにかく時間がかかる社会になった」らしい

ミステリィ作家の森博嗣さんによると、現代は「情報伝達にとにかく時間がかかる社会になった」そうです。

森さんのサイトMORI LOG ACADEMYの

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/10/index.php

10月17日の記事「ネット視聴率の低下」によると、森博嗣さんの小説『スカイクロラ』が、押井守監督によってアニメ映画化されるというニュースは6月に発表されたものなのに、4カ月たっても、いまだに、このニュースに「びっくりした!」とブログに書いている人がいるそうな。つまり、「ネットでは、情報はじわじわと広がる」というわけです。

ここから先は、私の意見ですが、おそらく

◆TVで取り上げられる→インターネットで話題に→ふたたびTVで

という流れか、あるいは、

◆インターネットで話題→TVでとりあげられる→さらにネットで話題

という2つの循環があって、このどちらからもこぼれてしまった情報は、運が良ければ数カ月かかってじわじわと広がり、運が悪ければ、そのままネットのゴミ(違う言い方をすると「ロングテール」)になってしまうのではないかと思います。

たとえば、私は「沢尻エリカ」という女優については、まったく知らなかったのですが、例の舞台挨拶騒動のおかげで、彼女と、主演映画『クローズド・ノート』を知ったわけで、結果からみれば、いい宣伝になったんだと思います。

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2006.11.28

中国一有名になった少年・・・インターネットでネタにされて

英タイムズ紙で紹介されるほど有名になった中国の少年がいます。その少年、小胖网(Xiao Pang)のサイトは、こちら。

http://www.xiaopang.cn/

なぜ、この19歳の少年が中国一有名になったかというと、4年前に上海で、交通安全のポスターのモデルとして登場したのが、事の発端でした。そして、この写真を見た誰かが、少年の顔の部分を映画のポスターに合成するという遊びを始め、それが中国のインターネット・ユーザーの間に広まったそうです。

http://www.xiaopang.cn/gallery.asp?action=paste&c_id=35&s_id=147

ウェブの世界で、この少年は、小胖网(Xiao Pang)と名付けられたのですが、それは、Little Fatty(小太り)という意味だったようです。

そして、英タイムズ紙の記事によると、この少年が、インターネット・カフェにいたところ、客の一人が近づいてきて、「あなたは、本物の小胖网か?」と尋ねられて、初めて、自分が"小胖网"というネタにされていたことを知ったのだそうです。

最初はショックを受けたそうですが、いまでは開き直って、自ら http://www.xiaopang.cn/ の掲示板に書き込んだりしているそうです。また、小太りのイメージを解消するためにダイエットにも挑戦したそうですが、うまくいかなかったようです。

[参考]
Face of 'Little Fatty' finds fame among China's web users
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,3-2463790,00.html

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2006.05.17

SkypeのCEOが、安全性を強調

London_039スウェーデンの首都ストックホルムで開催された"VON Europe 2006"(主催:pulvermedia)では、16日、SkypeのCEOであるNiklas Zennstrom氏が基調講演を行いました。その内容を紹介します。

Skypeの登録ユーザー数は、全世界で1億人を超えました。国別で見ると、アメリカが600万人ですが、浸透率は4%と低いため、今後も拡大が見込めるとしています。また、イギリスは300万人(同8%)、ドイツが500万人(同11%)。北欧ではSkypeの浸透率は高く、スウェーデンが18%、フィランドは20%(70万人)に達しているそうです。

London_041新しいサービスに関しては、「(最大100人までの電話会議が行える)Skypecastは、新しい技術革新をもたらしてくれると期待している」と語っています。また、「Netgearが開発したSkype対応携帯電話は、すでに数千台の受注を得ている」とのこと。今後も、音声を中心としたSkypeのエコ・システムの拡大を図っていくそうです。

Skypeのビジネス・ユーザーは、全体の30%に達していますが、「ユーザーが企業か個人かは、気にしていない。ビジネスにも役立つ機能の開発は続けるが、ビジネス向けに特化した製品を提供するつもりはない」とのこと。

最後にセキュリティの問題に関してですが、「Skypeのセキュリティに関して、多くの企業が、理解していない。Skypeは、きわめてセキュアな製品である」と強調しました。イギリスのオックスフォード大学は、セキュリティへの懸念から、Skypeの使用を禁止したのですが、「Skypeが、どのような仕組みなのかを説明したら、禁止が解かれた」そうで、Skypeの安全性についての理解を得るための努力を、今後も続けていくそうです。

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2006.04.12

Skypeの敵?

6日付けのガーディアン紙の記事によると、アメリカや一部の国では、SkypeをはじめとするIP電話(VoIP)の使用をブロックするISPが増えているそうです。また、Narusという会社は、そのためのソフトを開発しているそうです。

Trouble on the line

http://technology.guardian.co.uk/online/insideit/story/0,,1747491,00.html

イギリスでは、IP電話の利用者が現時点で50万人で、6カ月以内に300万人増加すると予測されています。そして、イギリスの通信・放送関連の規制当局であるOfcom(Office of Communications)は、IP電話の利用を保護するための法律を作るかどうかの検討に入ったとのこと。

IP電話は、既存の電話会社にとっては、大きな脅威となっています。また、ISPもセキュリティやトラフィックの面で、IP電話の利用を制限したがっているようです。 さて、Ofcomは、どういう結論を出すのでしょうか?

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2006.04.10

「.eu」ドメインの登録が始まったものの・・・

「.eu」ドメインの登録が開始されましたが、いろいろと問題が起きているようです。4月7日の登録開始に先立つ4カ月間、企業などが保有するブランド名を含むドメインを、優先的に登録できる期間を設けました。

しかし、商標登録の法律の穴をついて、ドメインを取得しようとするケースもあったそうです。 これはEU加盟国ごとに、商標登録の法律が異なることを利用したものです。たとえば、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグでは、164ユーロ(2万3000円)の費用で、1日で商標を登録できます。これらの国で、高く売れそうなドメイン名の元となる商標を取得すれば、登録料の数百倍の値段で売ることができます。

問題となった例としては、「sex.eu」に236件の申し込みがあったほか、「hotel.eu」に123件、「travel.eu」に97件、「jobs.eu」に93件の申し込みがあったそうです。 また、33万件の登録申し込みがあったうち、9万5000件が上記のような複数の企業による申し込みだったそうです。

33万件というと多いようにも感じられますが、実際は、ドイツの全企業のうち28.6%、オランダが16.6%、フランスが11%、イギリスが9.2%と、「.eu」ドメインに殺到というほどの人気では無いようです。

ヨーロッパは、国ごとに言語が違うので、どの国か、つまり、どの言語のサイトかが明示的な「.uk」、「.fr」、「.de」の方が、ユーザーから見て、わかりやすいのではないかとも思います。

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2006.03.15

テレビを見ながらチャット

London_020 ドイツで開催されたCeBitでは、シーメンスが、"Communication Services on TV"(COSE)というサービスのデモをやっていました。

これはデジタル地上波のテレビを見ながら、特定または不特定の相手と、チャットをしたり、メールや画像などの送受信が行えるサービスです。

テレビを見ながらチャットをする行為というのは、どれくらいの人がやっているのかはわかりませんが、でも、それなりのニーズは、あるような気がします。London_021

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2006.02.09

「嘘つき」は誰だ

ドイツのBMWとリコーのサイトが、グーグルの検索対象から外されたそうです。

詳細については、ITメディアの記事をご覧ください。

BMWとリコーの独サイト、SEO対策問題でGoogle検索から削除
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/07/news003.html

ところで、8日付けの英タイムス紙によると、いまグーグル・ドットコム http://www.google.com/ で、"liar"(嘘つき)という単語を入れて検索すると、トニー・ブレア英首相の経歴のページが、一番上に表示されます。

http://www.number-10.gov.uk/output/Page4.asp

これは、「英国が、イラク戦争に参戦する過程で、ブレア首相が国民に対して嘘をついた」ことをアピールする複数の団体が、独BMWのホームページと同じような手法を用いた結果なのだそうです。

グーグルは、こうしたSEOを排除するための新しい対策を来月から試行するそうです。

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2006.01.27

言語と国境について

日本語を話したり、読み書きする人の大部分は、日本という国に住んでいるため、あまり意識しないと思いますが、言語の分布と国の領土は、必ずしも一致しているわけではありません。

イギリスとアメリカでは、細かいところは微妙に異なりますが、同じ「英語」という言語が使われています。

インターネットの検索エンジンが普及し始めた頃、英語を使った検索というのは、かなり面倒くさいものでした。アメリカとイギリスには、同じような名前や地名がたくさんあるために、検索した結果がイギリスのものなのか、アメリカのものなのかがわからないからです。

たとえば、イギリスのバーミンガムにあるホテルを探そうとして、「birmingham」と「hotel」で検索しても、アメリカのアラバマ州バーミンガムにあるホテルが出てきたりして、混乱したものです。

しかし、しばらくするとYahoo!やグーグルも、アメリカのサイトとイギリスのサイトが区別されるようになり、比較的楽にイギリスのサイトだけを検索できるようになりました。それでも、まだ、イギリスのYahoo!やグーグルでは、英国外の英語のサイトがずらずらと表示されることがあります。

インターネットを知識のデータベースとしてとらえれば、世界中の情報が手に入れられることは素晴らしいとは思うものの、実用的な情報をえるためのツールとしてみると、国境は超えてくれない方が便利とも言えます。

余談ですが、数年前、中国からきた留学生に、ウェブサイトの検閲について聞いたところ、「たいていの人は、何を見たらいけないかを知っているので、そういうサイトは見ない」という返事でした。最近は、中国政府も、検閲に力を入れているようですが・・・。

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