1995.07.10

▽「サンデープロジェクト」5月28日放送――よく分かる官僚・第三弾




 5月は、どの雑誌もオウム真理教絡みのものばかりなので、今回は番外編として、「テレビ界の月刊文章春秋」ともいわれている(?)「サンデープロジェクト」を紹介する。

 5月28日の放送では、この4月に、各省庁に入省したばかりの新人官僚三一人を集めて、アンケートを実施している。さまざまな質問に対し、YES、NOのボタンを押して回答するという形式。YES、NOの他に「立場上言えない、ノーコメント」というボタンがあるのがユニークだった。

 いくつかの質問・回答を紹介すると、「東京都市博は中止すべき」YES九、「世論が反対しても自分が正しいと思う政策は実行する」YES一二。

 接待に関しては、「料亭くらいはかまわない」YES一五、「ゴルフくらいはかまわない」YES一七、「自家用ジェットに乗ってもかまわない」YESゼロ……。

 また、「日米自動車交渉の日本の態度は正しい」「アメリカは好きですか」の二つの質問で、YESがどれも二〇以上だったことに対し、コメンテーターの高坂正尭は「バランスがとれている」と評価しながらも、「言うべきことを言っても、嫌いにならずにいるのは難しいことで、是非これを維持してほしい」と提言している。

 しかし、画面をよくみると、大蔵省からは一人も出演していなかった。「大蔵省は特別ですか」という質問に、YESと答えた人が二一人いたのが、印象に残った。



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