2009.01.08

▽映画監督になる方法とは

『庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン』、『庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン』(太田出版)


『庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン』、『庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン』(太田出版)は、「クイック・ジャパン」に掲載された庵野秀明へのインタビュー集。いちばん笑ったところは、『庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン』(pp.37-38)より。

《竹熊 山賀さんっていうのは、映画青年というイメージがあるんだけど。
庵野 いや、全然。彼、あんまり映画見ないですよ。有名になるため の方法論が映画監督だったということで。だから映画監督になるには、どうしたらいいんだろうというので、淀川長治のエッセイを読んだらしいんですよ。そこ に「同じ映画を一〇回見れば、誰でも映画監督になれる」って書いてあったんで、それで『がんばれベアーズ特訓中』を一〇回見て、これで映画監督になれるっ て。
大泉 (爆笑)
竹熊 ただものじゃないね。よりにもよって『ベアーズ』・・・・・・。
庵野 『がんばれベアーズ』ならまだわかるんですけど、『特訓中』ですから。つまんないと言ってましたね。
竹熊 そのつまんなかったやつを一〇回も。山賀さん、それでもう映画はわかったと。
庵野 映画監督にこれでもうなれると。
大泉 実際なったからすごいね。》

『庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン』
[目次]
第1部 庵野秀明 ロングインタビュー
 僕たちには何もない
 物語の終わらせ方
 創作とはオナニーショウである
 「デビルマン」とエディプス・コンプレックス
第2部 『エヴァンゲリオン』スタッフによる庵野秀明“欠席裁判”
第3部 綾波レイとは何か?(大泉実成)

『庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン』
[目次]
第1部 庵野秀明 ロングインタビュー
 もう、僕は勉強しない
 ダイコンフィルム誕生
 エヴァへの長い道
 絶望は思うんだけど、そこからスタートです
第2部 『エヴァンゲリオン』スタッフによる庵野秀明“欠席裁判”
第3部 私とエヴァンゲリオン(竹熊健太郎)


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