2009.01.28

▽映画やドラマで見る最近のアメリカ

町山智浩『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(文藝春秋)


『悪から我らを救いたまえ』、『神の御許のパンク』、『ブッシュとの旅』、『神の仲間達/アレクサンドラ・ベローシの自動車旅行』、『フェア・ゲー ム』、『告発のとき』、『ギァンタナモへの道』、『マイティ・ハート』、『レンディション』、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』、『オサマ・ビンラ ディンは世界のどこにいる』、『ウォルマート/激安の代償』、『なぜウォルマートは成功し、一部の人々を激怒させるのか』、『ウィーズ』、 『30Days』、『シッコ』、『キング・コーン』、『レッド・スコルピオン』、『誰が電気自動車を殺したか?』、『大統領暗殺』、『007トゥモロー・ ネバー・ダイ』、『コルベア・レポート』、『イディオクラシー』、『シンプソンズ』、『ヒップホップ・プレジデント』、『父達の信念』

以上が、本書で紹介されているテレビ番組や映画(一部撮影中を含む)です。公開時期は、イラク戦争は間違いだったんじゃないか、とアメリカ国内でも 思われ始めた2005年から2008年にかけて。日本でも、小泉内閣が郵政選挙で圧勝して以降、アメリカにおける新自由主義的な政策の負の面に言及する際 に、こうした映画に絡めて取り上げられる話題が多かったと思います。

日本でも、社会派の映画は作られることはありますが、話題になる作品は、それほど多くないと思います。ところが、アメリカの場合は、イラクやアフガ ニスタンで戦争をやってることもあって、実に多い。もちろん、普通の娯楽映画も作られているんでしょうけど、日本で、最近洋画が低調なことと、関係がある ような気もしますね。

[目次]
序章 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
第1章 暴走する宗教
第2章 デタラメな戦争
第3章 バブル経済と格差社会
第4章 腐った政治
第5章 ウソだらけのメディア
第6章 アメリカを救うのは誰か
終章 アメリカの時代は終わるのか


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