2009.01.28

▽もう一人の大統領が語るもう一つの「不都合な真実」

アル・ゴア『理性の奪還 もうひとつの「不都合な真実」』 (竹林卓訳、ランダムハウス講談社)


アル・ゴアといえば、2000年の大統領選挙で、フロリダ州の開票問題によって落選したが、もしかしたら大統領になっていたかもしれない人物。その後は、環境問題に取り組み、環境問題を扱った『不都合な真実』をベストセラーにし、ノーベル平和賞を受賞した。

その第二弾とも言える本書『理性の奪還』の副題となっている"もうひとつの「不都合な真実」"とは何か? それは、ブッシュ大統領や、その政府高官 たちが、国民にきちんとした情報を与えないどころか、嘘をまき散らし、過度なテロ対策やイラク開戦へと突き進んだこと。そして、それにテレビが大きく加担 したこと、である。アメリカでは2007年5月に出版されてベストセラーになったという。


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