2010.03.25

▽マックかマクドか?――『新聞社も知りたい日本語の謎』

読売新聞新日本語取材班 『新聞社も知りたい日本語の謎』(橋本五郎監修、ベスト新書)


本書は、言葉にまつわる雑学本です。読売新聞の連載記事「新日本語の現場」をまとめたものですが、第一章にある『「マック」か「マクド」か』が気になって手を取りました。

読売新聞の全国の支局を使って調査した結果、やはり「マクド」は近畿の6府県と徳島県、その他の地域は「マック」となりました(マックとマクドを両方使うのは、新潟、兵庫、広島、宮崎の4県)。(p.14)

また、吉本興業に所属するお笑い芸人の話す言葉は「吉本弁」ともいうべきもので、「共通語に「やねん」「やろ」などの言葉を添えただけ」(p.134)なのだそうです。

関西弁にまつわる話だけでなく、さまざまな言葉の語源や、マニュアルを作る話など、読み物として楽しめます。

[目次]
1章 方言の今-日本全国、こんなに異なる物の言い方
2章 方言の戦い-東京vs関西、言葉をめぐるバトル
3章 まだまだ方言の戦い-日本語の奥深さを実感する
4章 マニュアル作り-伝えることの難しさ
5章 続・マニュアル作り-「わかりやすさ」って何だろう


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