2010.08.19

▽小沢一郎の視点

『90年代の証言 小沢一郎 政権奪取論』(朝日新聞社)

朝日新聞社の『論座』で連載されていた「90年代の証言」シリーズ。菅直人の巻が、菅首相誕生とともに売れたので、次期首相の呼び声も高い小沢一郎の巻も紹介しておきます。

本書では、細川首班による非自民連立政権の成立と崩壊、新進党の結成と解党、自由党結成、自自公連立の成立と崩壊、民主党への合流など、小沢一郎の視点から見た、政治の事情が語られています。

《新進党は結党時、海部さんが党首だったが、1年後に僕がなった。そのころから党内がゴタゴタし始めたんです。95年12月の党首選挙に敗れた羽田さんとその取り巻きが反主流派だと言って「興志会」を作った。それがマスコミのいいメシの種にされちゃった。》(p.154)

もし小沢一郎がふたたび党首になったら、民主党は、またゴタゴタするのでしょうか?

[参考]
▽小沢一郎・野中広務・菅直人・森喜郎の証言録
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2009/11/post-5424.html
▽小沢一郎の行動原理がわかる本
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2008/09/index.html
▽小泉純一郎が本当にぶっ壊したものとは?
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2008/10/index.html
▽世襲問題を考えるための基本テキスト
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2009/04/index.html
▽民主党の人間関係をおさらいする
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2009/09/index.html
▽なぜ自民党は大敗したのか?――曲解された世論を読み解く
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2010/01/post-d9ca.html
▽二大政党制批判論
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2010/05/post-28ff.html


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