2011.03.16

▽『甦る11棟のマンション―阪神大震災・再生への苦闘の記録』

日経アーキテクチュア『甦る11棟のマンション―阪神大震災・再生への苦闘の記録』(日経BP社)

1995年1月に起きた阪神・淡路大震災では、約180棟の分譲マンションが、全壊または半壊以上の被害を受けた。このうち1996年春までに建て替えまたは大規模補修の決議を行い、夏までに着工できたのは、わずか20棟弱だったという。

本書は、11棟のマンションがどのように復興のプロセスを辿ったのかを紹介している。映画監督の大森一樹は、復旧したマンションの自治会議長をつとめており、「マンションのキャラクター」、つまり、マンションそれぞれの特性、そして「被害の状況」を、できるだけ早く把握することが重要である、と語っている。

1997年1月発行のため、法律などの情報は古いかもしれないが、それでも参考になる部分は多いと思われる。


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