2011.03.04

▽『ザッポス伝説』

トニー・シェイ『顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか』(本荘修二監訳、ダイヤモンド社)

本書は、ノンフィクションのビジネス書として売れてるようなので読んでみました。

まず、著者のトニー・シェイは、アメリカ生まれアメリカ育ちの台湾系アメリカ人。両親は、台湾からの移民だそうです。

ハーバード大学でコンピュータ・サイエンスを学び、オラクルに入社。オラクルに在職中に、ウェブサイトを連携させるネットワーク広告システム会社のリンクエクスチェンジを設立。このリンクエクスチェンジは、1999年にマイクロソフトに2億6500万ドルで買収されました。この当時、トニー・シェイは、まだ24歳だったそうです。

さらに、同じ年に、本書のタイトルにもなっているオンライン靴屋のザッポス( http://www.zappos.com/ )の創業にかかわります。このザッポスも、年商10億ドルにまで成長させ、2009年に、アマゾンに12億ドルで買収されます。

本書は、トニー・シェイの生い立ち、ザッポスの成長過程について、ザッポスのビジョンの三部からなっています。

もともとトニー・シェイのブログや電子メールなどをまとめたもののため、ちょっとまとまりに欠いている嫌いはあります。また、そもそもザッポス自体が日本ではサービスを行っていないこともあって、本書で初めてザッポスのことを知った人には、わかりにくい点もありますね。


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