2011.07.09

▽今度はイタ公抜きでやろう

ニコラス・ファレル『ムッソリーニ(上)』(柴野均訳、白水社)

ニコラス・ファレル『ムッソリーニ(下)』(柴野均訳、白水社)

今度はイタ公抜きでやろう――。

というのは、ドイツ人が日本人に向かっていうジョークの一つと言われています。その意味するところは、ドイツが「あの戦争」に負けたのはイタリアと組んだからだ。今度やる時は、イタリア抜きでやれば勝てるはず――。

ま、あくまでも、ジョークなんですが……。

以前のエントリーで、日本とドイツの「あの戦争」について考察しました。

▽『あの戦争と日本人』
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2011/06/post-6b6d.html
▽『わが闘争』がたどった数奇な運命
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2011/06/post-38ca.html

ついでにというわけではないのですが、日独伊枢軸と言われた三ヶ国の最後の一つ、イタリアについても知ろうと思い、ムッソリーニの伝記を読んでみました。

しかし、ざっと読んでみた限りでは、日本のことはほとんど出てきません。本書に登場する日本人は、日高信六郎という外交官だけ。

ムッソリーニも、なにか明確な目標があって戦争をしてたわけでも無いような。

そもそも日本人ってイタリアやムッソリーニのことをよく知らずに同盟を結んじゃったんだろうなあ、と思ったりしました。


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