2011.11.23

▽だんしがしんだ――『落語評論はなぜ役に立たないか』

広瀬和生『落語評論はなぜ役に立たないか』(光文社新書)

立川談志の訃報とともに、以前、読んだもののそれっきりになっていた本書を思い出しました。

『落語評論はなぜ役に立たないか』というと、1983年に落語協会を脱退した立川談志が旗揚げした「立川流」は、落語のインナーサークルからははみ出した存在であり、落語評論家は、立川流の落語家を取り上げようとしないからだ、というのが本書の主張です。

立川流ができてから30年以上たっているにもかかわらず、いまだにそういう因習にとらわれているのかと思った次第。

というわけで、偉大な落語家の死に、合掌

[参考]
▽談春が見た志らく
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2009/01/post-8359.html
▽志らくが語る談志と談春
http://thelightoflondon.txt-nifty.com/book/2009/06/post-cb65.html


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