2011.11.12

▽テレビ局衰退の記録――『だからテレビに嫌われる』

堀江貴文x上杉隆『だからテレビに嫌われる』(大和書房)

ライブドア元社長の堀江貴文が、収監前に、ジャーナリストの上杉隆と対談したもので、もっぱら日本のテレビの裏側について語っている。

もうテレビはダメなんじゃない? 的な話がズラズラと続きますが、内容的には、両者のこれまでの発言の集大成のようなもの。

ただ、第6章の「テレビに明日はない?」では、具体的なデータをともなう衝撃的な発言が……。

《堀江 ……弁当なんかも、どんどんダメになってる。
上杉 それは確かに実感する。
堀江 僕は最近よくテレビ局で出る弁当を写メで撮ってるんですけど、テレビ局衰退の記録ですよ。》(p.222)

《堀江 ……収録も3本撮りとか5本撮りとかやっちゃうし。……
上杉 ……僕がレギュラー持ってた最初の頃、10年前はやっぱり8万8888円の8並びとか11万1111円の1並びとかだった。でも、最後の方はテレ朝で一律1万5000円。フジも3万円。今や半減以下だね。》(pp.222-223)

ビックリ(笑)。

[目次]
第1章 僕たちがテレビに嫌われた理由
第2章 実は「言論の自由」がないテレビ局
第3章 3・11以降、テレビは何を伝えなかったか?
第4章 世にもおいしい放送利権
第5章 視聴者とは、誰か?
第6章 テレビに明日はない?


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