2011.12.13

▽ベストセラーだって面白い……はず

岡崎武志『ベストセラーだって面白い』(中央公論新社)

《書店では、有名人の書いた本、テレビ関連本、そしてすでに売れているベストセラーを選ぶ。それならリスクはない。つまり「安心」を買う、わけだ。やれやれ。》(p.14)

書籍に関する著作の多い岡崎武志が、新聞や雑誌に連載したベストセラーに関する考察を一冊にまとめたものが本書である。本書には2001年から2007年10月までのベストセラーが紹介されているが、編集の都合なのか、掲載時期が前後している章がある。

本書は、著者が、書評というよりも、「現代社会の時評コラムという性格が強く」(p.2)と言うのであるから、ここはやはり時系列に沿って並べるべきではなかったか。気になる方は、巻末の初出一覧を見て、読む順番を考えた方がよいかもしれない。


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