2012.01.19

▽『日中映画論』

四方田犬彦x倪震『日中映画論』(作品社)

日中の映画評論家二人(四方田犬彦と倪震)が、日中の映画監督についてクロストークする。いろいろな考察が交錯していてわかりにくいですが、まあ面白いっちゃあ面白い。

[目次]
わたしはいかにして映画マニアとなり、次に映画研究者となったか。(四方田)
映画研究がわが人生の転機となった(倪)

●大島渚論
 性と政治の融合と分離(倪)
 日の丸とペニス(四方田)

●謝飛論 
 生めよ増やせよ(四方田)
 ソフトな東方的情緒の展示(倪)

●北野武論
 天使と悪魔の子(倪)
 道化とその後(四方田)

●張芸謀論
 父殺しに至るまで(四方田)
 仮面の裏側(倪)

●塚本晋也論
 異生物とサイコホラー(倪)
 恐怖という情熱(四方田)

●賈樟柯論
 雑音とアイロニー(四方田)
 田舎町への永遠の思い(倪)

映画批評をめぐる対談(四方田×倪)
倪震から四方田への三つの質問
四方田から倪震への三つの質問
人名・作品名索引
あとがき(四方田)


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