2012.05.27

▽再起動せよと雑誌はいう

仲俣暁生『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神Lマガジン)

フリー編集者であり、「本と出版の未来」を考えるためウェブサイト『マガジン航』( http://www.dotbook.jp/magazine-k/ )の編集人でもある著者が、2009年から2011年にかけて雑誌について考察した連載をまとめたもの。

本書は2011年11月に出版されたが、とりあげられた雑誌の趨勢もうつりかわっており、雑誌界の浮き沈みの激しさを物語っている。

ちょっと自家撞着ぎみながら面白いなと感じたのは、25ページにある『「本の特集」は危険サイン?』というコラム。

《あくまで個人的な見解だが、イマイチ元気がない雑誌が「本の特集」をやったら、危険サインだと思うようにしている。》(p.25)

著者の経験によると、「これらの特集をしたあとで雑誌が休刊してしまうことが多い」のだそうである。


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