2012.06.01

▽江戸の性愛術とは?

渡辺信一郎『江戸の性愛術』(新潮選書)

江戸の郭には「おさめかまいじょう」という女郎向けの性の手引き書が残されていたそうです。本書は、その原文と現代語訳を並べて紹介したものです。

現代語訳を読まないと意味はわからないのですが、原文のねっちょりとした言い回しは、なかなか味わいがあるものです(笑)。

内容については、ここでは紹介しませんが、まあ、人間のあくなき性への探求心のどん欲ぶりには驚かされること請け合いです。

また、本書とは関係はないようですが、「おさめかまいじょう」のDVDも発売されているようです。現代人もどん欲やなあ(笑)。

『江戸の性愛術 おさめかまいじょう 技法編』

『江戸の性愛術 おさめかまいじょう 三十六種編』

渡辺信一郎『江戸の性愛術』(新潮選書)
[目次]
第一章 遊女の性技指南書に見る秘技
 一、『おさめかまいじょう』について
 二、新入りの女の女陰検分と水揚げ
 三、男経験のある新入りの女の女陰検分
 四、強靱のまらを堪能させる技法
 五、まら巧者の処理技法
 六、ようたんぼの半立まらに応じる法
 七、いきり過ぎて、萎えたまらの扱い方
 八、すぼけまら(包茎)の扱い方
 九、女は精液を吸い取って滋養とする
 一〇、絶大な馬まらには口と舌を使う
 一一、女郎の「気を遣る」のを止める技法
 一二、馴染みまらに応じる技法
 一三、刺身や道具を使う男への対処法
 一四、乳房間の交合の技法
 一五、口にほおばる技法
 一六、けつ取りの場合の対処技法
 一七、手技で男に気を遣らせる秘法
 一八、交合以外の女陰の曲技
 一九、干瓢を用いる秘法
 二〇、魚の腸管を使う秘法
 二一、凍りこんにゃくや高野豆腐を使う秘法
 二二、「かんぶ紙」を巻いて行う秘法
 二三、枠を嵌めて行う技法
 二四、芋の皮を巻いて行う秘法
 二五、「ぬか六」に対応する秘法
 二六、様々な交合体位、三十六種
 二七、女二人と男一人の技法 その一
 二八、女二人と男一人の技法 その二
 二九、女二人と男一人の技法 その三

第二章 女への大悦
 一、女との肛交
 二、外国の場合

第三章 「張形」の御利益
 一、女の新たなる自己顕示
 二、文献に現れた「張形」
 三、どんな女たちが使用したか
 四、新鉢を割る
 五、月水でも
 六、瞠目すべき秘録によれば
 七、独楽でアクメに至るには
 八、張形を使用する際には
 九、使い方の実際
 一〇、宿下がりとお役御免
 一一、下女などは代用のものを

第四章 江戸のバイアグラ
 一、提灯で餅を搗く
 二、常々の補腎薬の色々
 三、女が取り乱す「蝋丸」
 四、女が叫春する「女悦丸」
 五、世界に冠たる勃起薬「長命丸」
 六、バイアグラと同等「危檣丸」


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