2012.08.19

▽老化物質AGEの正体――『老けたくなければファーストフードを食べるな』

山岸昌一『老けたくなければファーストフードを食べるな』(PHP新書)

糖とタンパク質を加熱すると褐色の物質ができる現象を、その発見者にちなんで「メイラード反応」と呼ぶ。そして、そのメイラード反応と同じような化学反応は、人体の内部でもおこっているという。

人間の体の中にあるタンパク質と糖が結びつくことによってつくられる物質を「終末糖化産物」=AGE(Advanced Glycation End Products)と呼ぶが、これが老化の原因物質ではないか、というのが本書の指摘である。

このAGEが老化の原因物質であるとの主張の当否は、専門家の研究が待たれるところではあるが、糖分やタンパク質の多いファーストフードをあまり食べ過ぎるのはよくない、というのは至極もっともな話です。

特に、清涼飲料水に含まれている果糖(フルクトース)は、AGEをつくりやすく、また、常習性が強いため、健康にもよくないのだそうです。


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