2012.09.17

▽坂口恭平という生き方――『独立国家のつくりかた』

坂口恭平『独立国家のつくりかた』(講談社現代新書)

《先日、とある銀行からトークショーに呼ばれた。僕は銀行が関わっている住宅の35年ローンを徹底的に批判している人間である。しかし、そんな僕にトークの依頼が来たのだ。……もう銀行や住宅メーカーも実は気付いている。そんな家の売り方、国民の借金によって成立している経済の在り方が間違っていることを。》(p.207)

坂口恭平とは何者か?

2011年5月10日、新政府の樹立を宣言し、初代内閣総理大臣に就任した男。

大学の建築学科を卒業し、路上生活者のフィールドワークをもとにした写真集や著作を出版し、歌や踊りも披露するパフォーマーでもある。

そんな坂口恭平の考え方と、なぜ新政府をつくったのか、そして何をめざしているのかを述べたのが本書である。

もちろん坂口の活動は、ウェブでもフォローすることができる。
http://www.0yenhouse.com/movie/

[目次]
プロローグ ドブ川の冒険
第1章 そこにはすでに無限のレイヤーがある
第2章 プライベートとパブリックのあいだ
第3章 態度を示せ、交易せよ
第4章 創造の方法論、あるいは人間機械論
終 章 そして0円戦争へ
エピローグ 僕たちは一人ではない


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