2012.11.18

▽ナインティナインの上京物語

黒澤裕美『ナインティナインの上京物語』(大和書房)

タイトルに惹かれて、本書を手に取りました。

「上・京・物・語」(1994年)と言えば、「シングルベッド」がヒットする前のシャ乱Qの曲で、フジテレビの深夜番組「殿様のフェロモン」のオープニングのテーマ曲にも採用されていました。

その「殿様のフェロモン」に出演していたのが、当時売り出し中のお笑いコンビ「ナインティナイン」でした。

本書の著者は、奇妙な縁から一年間だけナインティナインのマネージャーを務めていたイラストレーターで、本書は著者自身とナインティナインの上京物語を綴ったものです。

もともとナインティナインが所属していたユニット「天然素材」では、吉本興行がイチ押ししていたのは「雨上がり決死隊」だったのが、たまたまナインティナインが東京キー局のディレクターの目に止まり、大阪で人気が出るより先に、東京での仕事が増えていったのだそうです。

二人のお笑い芸人と一人の女性の不思議なかたちの青春物語です。


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