2012.12.29

▽『赦す人』――団鬼六の生涯

大崎善生『赦す人』(新潮社)

《小説にもノンフィクションにも共通していえることだが、題材と文体が調和したときにこそ書かれたものは最大の効果を発揮するのである。そういう意味で鬼六がSM断筆宣言以降の題材を将棋に求めたのは、やはり作家としての天性の資質としか言いようがない。》(p.314)

SM小説の大家として知られた団鬼六の生涯を、小説家であり、棋士の伝記などでも知られる大崎善生が描いたもの。

想像通りの波瀾万丈な人生なのですが、意外と、団鬼六について知っている自分に驚いています(笑)。


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