2013.03.09

▽『10・8』――巨人VS.中日 史上最高の決戦

鷲田康『10・8 巨人VS.中日 史上最高の決戦』(文藝春秋)

「10・8」――。

中日ファンならば身悶えしながら思い出すあの日――。

中日と巨人が同率で首位を迎えた1994年10月8日、セ・リーグ優勝は、この日の最終戦の勝者のものとなる。

プロ野球中継史上の最高視聴率48.8%(平均)を記録したほど、日本中の関心は高かった。

この死闘を戦った中日と巨人の選手のインタビューをもとに、試合を再構成した秀逸なノンフィクションである。

おぼろげな試合の記憶が、もう一度鮮明になるだけでなく、さまざまな「なぜ」も解き明かされていく――。

[目次]
序章 国民的行事の前夜
1回  長嶋茂雄の伝説
2回  落合博満の覚悟
3回  今中慎二の動揺
4回  高木守道の決断
5回  松井秀喜の原点
6回  斎藤雅樹の意地
7回  桑田真澄の落涙
8回  立浪和義の悔恨
9回  長嶋茂雄の約束
終章 「10・8」後の人生


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