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2013年6月

2013.06.03

▽星新一『夜明けあと』

星新一『夜明けあと』(新潮文庫)

《文久二年(一八六二)
 在日米国使節の印象。日本人は貿易による利益を知らず。品物の輸出で、民衆は日用品不足。貧者は困窮。交易にむかない国民性のようだ(海外新聞)。》

SFなどのショートショートで知られる小説家の星新一が、明治維新後の日本の移り変わりを、当時の新聞記事などをもとにしても散文的に紹介していくという試み。

歴史の教科書に載るような事件ではなく、もっぱら市井の人々の暮らし向きなどに関わることの紹介が多く、「へぇ~」や「くすっ」と楽しめること請け合います。

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