2014.10.13

▽『かつて誰も調べなかった100の謎』――ホリイのずんずん調査

堀井憲一郎『ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎 』(文藝春秋)

1995年4月から2011年6月にかけて『週刊文春』に連載されていた「ホリイのずんずん調査」。792回分の調査の中から100を選んで採録し、さらに解説を加えたのが本書である。

多少おちゃらけたところはあるものの、社会調査の方法としては、割とまともなアプローチであり、意外な発見があったりする。

今回読んでいてビックリしたのは、「寿司を1カンと数えだしたのは、平成に入ってからである」というもの。昔は寿司は「1個、2個」と数えていたにもかかわらず、1990年代に雑誌の「ハナコ」と「ダンチュウ」を中心に「カン」が広まり始め、2003年にはすべての雑誌で使われるようになったという。知らんかった(笑)。

もう一つ面白かった調査は、アマゾンで本を買った時のランキングの変化を調べたもの。一冊買っただけで次のように順位は変動したそうです。

●43万→2万2796位
●14万→1万9140位
●5万9千→1万3535位
●3万2千→9120位
●2274→1707位
●352→323位

このほかにもいろいろと、ああそうなんだと思う調査が載っていますね。


|

書評」カテゴリの記事