2014.10.01

▽ペン・シャープナーとは?――『調べる技術・書く技術』

野村進『調べる技術・書く技術』(講談社現代新書)

《いったい何のことかと思われるだろうが、ペン・シャープナーとは、文章のカンを鈍らせないために読む本や、原稿を書く前に読むお気に入りの文章のことだ。》(p.128)

本書『調べる技術・書く技術』は、ノンフィクションライターの野村進が、取材の仕方や執筆の際の心構えを、自分自身の体験や、実際に発表された文章などを例に引きながら解説していく。

著者の教えをそのまま実践できるかはともかくとして、入門書として必要なことは、十分カバーされている。

「ペン・シャープナー」については、ネットが普及して以降、雑な文章や煽るような文句を目にする機会がいっそう増えているだけに、常に優れた文章を読む癖をつける上でも有効なのかな、と思ったりもします。


|

書評」カテゴリの記事