2014.10.21

▽『世襲議員のからくり』

上杉隆『世襲議員のからくり』(文春新書)

上杉隆の『世襲議員のからくり』――。

2009年の発売当時に読んでいたので、すでに書評も書いたものだと思っていたら、書いていませんでした(笑)。

本書は、2008年9月に福田康夫首相が辞任して、世襲議員の総理が二代続けて一年で辞任するという異常事態が発生する、その直前くらいから『週刊文春』が取材を開始したキャンペーンをまとめたものです。

もちろんいま話題の小渕優子の「世襲のからくり」もバッチリ書かれています。政治資金管理団体を使うと相続税をゼロにできる、というゆゆしき事態が明らかにされていますね。

いまさらですが、さすがのスクープだったといえます。

[目次]
第1章 二世の投げ出しはなぜ続く
第2章 民主党の二世たち
第3章 からくりその1―政治資金管理団体の非課税相続
第4章 からくりその2―後援会組織の世襲
第5章 からくりその3―どんな無理もする「看板の世襲」
第6章 世襲大国日本
第7章 国民の意思が世襲を断ち切る


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