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2020年3月

2020.03.11

▽『日本を蝕む「極論」の正体』――しごくもっともな意見

古谷経衡『日本を蝕む「極論」の正体』(新潮新書)

《私は、天皇陛下の世継ぎが「男系」になろうと、「女系」になろうと、それは天皇と天皇家(皇族)が決定するべきであり、どちらでもよいと思っている。多分、世の中のほとんどの人がそう思っているはずだ。》(pp.191)

ほんこれ。

保守の論客として知られている古谷経衡の著作を読むようになったきっかけは、『愛国商売』を読んだこと。保守論壇に疎い私には、わからない部分もあったものの、およその業界事情を理解することができた。

そしてまた、以前から、天皇家の跡継ぎのことは、皇族が決めればよいと思っていたのですが、そういうことを公に発言する人に初めて出会ったような気もします。

私は、男系女系どころか、もっと大胆な選択をしたとしても、それはそれで受け入れるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

[目次]
序章 電子時代の囚人たち
第1章 「教育現場」の極論――組体操とニ分の一成人式
第2章 「日本共産党」の極論――内部留保は本当に存在するのか
第3章 「TPP亡国論」という極論――トランプがすべてを吹き飛ばした
第4章 「バブル賛歌」という極論――リアル半沢たちの悪しきノスタルジー
第5章 「地方消滅」という極論――タ張はずっと衰えていた
第6章 「プレミアムフライデー」という極論――土日休みは常識ではない
第7章 「日本会議黒幕説」という極論――原稿料はクオカード
第8章 「男系・女系」という極論――小林よしのりとゆかいな仲間たち
終章 ニー世紀のインパール

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